無職転生3 #03 ― 2026/07/15
前世でいろいろ腐ってた無職男が異世界に転生して生き直す話。第1期が成長から出会いや異変から冒険と濃密な内容だったのに対して、第2期はほぼ学園ほのぼのラブコメで、不評を買ったらしい。あれはあれで面白かったけどな。第3期はハーレム状態で、また嫌われそう。
なろう系異世界ものの先駆的作品の一つで、チート魔力で無双する話ではあるんだけど、後発の粗製濫造品とはやっぱり出来が大きく違う。重要なのは、前世を後悔し反省していて被害者妄想が無いため、俺TUEEEやざまぁではないことだ。主人公の前世がクズなので批判されがちだが、クズが立ち直って前世で蔑ろにした家族を大事にする話なのだから、これはこれで良い。「自分は何も悪くない」主人公が「被害者だから」「その復讐」と称して無茶苦茶やる方がよっぽど不快だ。と、個人的には思う。
まあ、性的嗜好を含めて反省してない部分はあるので、そういうのが気持ち悪いと言われるのは解らんでもない。それでも、指導者ぶってロリ生徒たちに囲まれるとか、純情ぶって女だらけ集団の中で困り顔するとか、別の方向で気持ち悪いのはいっぱいあるし。ちゃんと描くべきものを描いている作品というのもあって良いはずだ。ハーレム状態ったって三人なんだからマシな方でしょ。
エリス修行編は予想外に面白かった。作画もいろいろ言われてるけど、別に文句ないレベルだと思う。今期は、粗製な会社による濫造な作品がこれでもかと並んでいるので、そのぶん本作がすごく面白く感じる。
でも、シルフィは短髪の方が造形が美しくて好き。
なろう系異世界ものの先駆的作品の一つで、チート魔力で無双する話ではあるんだけど、後発の粗製濫造品とはやっぱり出来が大きく違う。重要なのは、前世を後悔し反省していて被害者妄想が無いため、俺TUEEEやざまぁではないことだ。主人公の前世がクズなので批判されがちだが、クズが立ち直って前世で蔑ろにした家族を大事にする話なのだから、これはこれで良い。「自分は何も悪くない」主人公が「被害者だから」「その復讐」と称して無茶苦茶やる方がよっぽど不快だ。と、個人的には思う。
まあ、性的嗜好を含めて反省してない部分はあるので、そういうのが気持ち悪いと言われるのは解らんでもない。それでも、指導者ぶってロリ生徒たちに囲まれるとか、純情ぶって女だらけ集団の中で困り顔するとか、別の方向で気持ち悪いのはいっぱいあるし。ちゃんと描くべきものを描いている作品というのもあって良いはずだ。ハーレム状態ったって三人なんだからマシな方でしょ。
エリス修行編は予想外に面白かった。作画もいろいろ言われてるけど、別に文句ないレベルだと思う。今期は、粗製な会社による濫造な作品がこれでもかと並んでいるので、そのぶん本作がすごく面白く感じる。
でも、シルフィは短髪の方が造形が美しくて好き。
mushokutensei.jp/
乙女怪獣キャラメリゼ #02 ― 2026/07/13
感情が昂ぶるとなぜか怪獣になってしまう女子高生が、イケメン同級生への恋心に目覚めてわたわたする怪獣ラブコメ。
基本は少女漫画らしく恋に揺れるどきどきが描かれるものの、盛り上がったところで巨大怪獣化するギャップ展開が面白い。背中にトゲトゲ突き出たり、にょろんとシッポが飛び出たり、こういうのをちゃんと可愛く見えるように作り込んでいるのがとても良い。
主人公CVの千賀光莉は、まだ出演作は多くないけど、アニメぽい過剰なテンプレ演技ではなくちゃんと感情表現してて好感が持てる。むしろ三石琴乃がもうちょっと抑えてくれないと、さすがに浮いててキツい印象。怪獣ネタがいろいろ出てくるようなので、そちらもなんだか楽しみだ。
ジャンボキングよりはウー。
基本は少女漫画らしく恋に揺れるどきどきが描かれるものの、盛り上がったところで巨大怪獣化するギャップ展開が面白い。背中にトゲトゲ突き出たり、にょろんとシッポが飛び出たり、こういうのをちゃんと可愛く見えるように作り込んでいるのがとても良い。
主人公CVの千賀光莉は、まだ出演作は多くないけど、アニメぽい過剰なテンプレ演技ではなくちゃんと感情表現してて好感が持てる。むしろ三石琴乃がもうちょっと抑えてくれないと、さすがに浮いててキツい印象。怪獣ネタがいろいろ出てくるようなので、そちらもなんだか楽しみだ。
ジャンボキングよりはウー。
otomekaiju.com/
ヒロイン?聖女?いいえ、オールワークスメイドです! #02 ― 2026/07/12
メイドに憧れる少女が努力して万能メイドになる話。かと思ったら、チート魔法で全部片付けてしまう無双ものだった。かと思ったら、実は異世界転生してた。かと思ったら、乙女ゲー世界のヒロイン聖女だった。
なんかもう、どんどん残念になっていく設定。アニメとしては、いちいち割り込んでくる過剰ナレーションで、流れと雰囲気がぶち壊し。しかもそれが花澤香菜で、無難モードの宮本侑芽に比べて強すぎて、かなりキツい。絵柄が可愛いのが唯一の救いなので、また何か美味しいものでも食べてなさい。
TOブックスは公募割れしたまんまだけどな。
なんかもう、どんどん残念になっていく設定。アニメとしては、いちいち割り込んでくる過剰ナレーションで、流れと雰囲気がぶち壊し。しかもそれが花澤香菜で、無難モードの宮本侑芽に比べて強すぎて、かなりキツい。絵柄が可愛いのが唯一の救いなので、また何か美味しいものでも食べてなさい。
TOブックスは公募割れしたまんまだけどな。
all-works-maid-anime.com/
追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する #02 ― 2026/07/10
ハズレ職と思われてたけど実は超強かった、といういつものやつ。ゲーム知識があると育て方によっては強くなる、ということらしい。
いつになったら気が付くのだろう。無駄にぐりぐり動き回る視点が、視聴者の作品世界への没入を大きく妨げていることに。無駄にふらふら揺れ続ける髪の毛が、動くべきときに動かず、動くべきように動かず、他の動くべきものが動かず、致命的なセンスの無さを露呈させていることに。無駄に重ねたレイヤーと無駄に強調したパースが、肝心のキャラクターを潰してしまっていることに。無駄に細かいCG画を無駄に細かく動かして生まれるのが、強弱も無く緩急も無い素人アニメーションであることに。
原則的に、技術は表現のためにあり、表現は作品のためにある。本当にいったい何度繰り返せば、このヒトたちはそれが理解できるのだろう。
いつになったら気が付くのだろう。無駄にぐりぐり動き回る視点が、視聴者の作品世界への没入を大きく妨げていることに。無駄にふらふら揺れ続ける髪の毛が、動くべきときに動かず、動くべきように動かず、他の動くべきものが動かず、致命的なセンスの無さを露呈させていることに。無駄に重ねたレイヤーと無駄に強調したパースが、肝心のキャラクターを潰してしまっていることに。無駄に細かいCG画を無駄に細かく動かして生まれるのが、強弱も無く緩急も無い素人アニメーションであることに。
原則的に、技術は表現のためにあり、表現は作品のためにある。本当にいったい何度繰り返せば、このヒトたちはそれが理解できるのだろう。
sh-anime.shochiku.co.jp/jukishi-anime/
攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL #01 ― 2026/07/08
士郎正宗の攻殻機動隊。
笑い男の『SAC』は大好きだしProductionI.G版も良いんだけど、今回は原作寄りな新作で、なんだかとってもすごく良い。モーションキャプチャに頼ったやつなんかとは比較にならないアニメとしての楽しさに加えて、他人の創作物を踏み付けにして自分のものであるかのような顔をする誰かさんから名作を取り返した、ってな感覚が、なんだかとっても痛快だ。
少佐は坂本真綾、文句ナシ。田中敦子を想起させるトーンながら、ちゃんと坂本真綾らしい茶目っ気スパイスが効いていて、モノマネではないし今作のノリにも合っている。細かくて読めない文字が散らばってるのもなんだか士郎正宗っぽいし、桜の24時間監視はやっぱりちょっと嬉しかったし、いろいろと気が利いていて心地良い出来だ。強いて言えばメカ系がやや物足りないかなという感じだけど、気になるほどではない。I.G版に慣れていると、荒巻やバトーのデザインに違和感が半端ないのでしばらくキツいかも。
フチコマ、金田朋子はいかにも過ぎるかな。実は沢城みゆきを期待してた。
笑い男の『SAC』は大好きだしProductionI.G版も良いんだけど、今回は原作寄りな新作で、なんだかとってもすごく良い。モーションキャプチャに頼ったやつなんかとは比較にならないアニメとしての楽しさに加えて、他人の創作物を踏み付けにして自分のものであるかのような顔をする誰かさんから名作を取り返した、ってな感覚が、なんだかとっても痛快だ。
少佐は坂本真綾、文句ナシ。田中敦子を想起させるトーンながら、ちゃんと坂本真綾らしい茶目っ気スパイスが効いていて、モノマネではないし今作のノリにも合っている。細かくて読めない文字が散らばってるのもなんだか士郎正宗っぽいし、桜の24時間監視はやっぱりちょっと嬉しかったし、いろいろと気が利いていて心地良い出来だ。強いて言えばメカ系がやや物足りないかなという感じだけど、気になるほどではない。I.G版に慣れていると、荒巻やバトーのデザインに違和感が半端ないのでしばらくキツいかも。
フチコマ、金田朋子はいかにも過ぎるかな。実は沢城みゆきを期待してた。
www.theghostintheshell-anime.jp/
霧尾ファンクラブ #12 ― 2026/07/01
クラスの霧尾くんを推す女子高生の親友コンピが、妄想に耽ったり暴走したり呪ったり歌ったりする話。
特に惹かれない設定で、ヤバめな妄想会話劇に引き気味な第一印象。歌を作ったあとはだんだん退屈になるし、変顔のキャラデザがちょっとキツいし、霧尾くんは好きになれそうもない奴だし、互いの秘密とやらも見えてきちゃったしで、どうしようかと思ってたら最終回はすごく良かった。これはびっくり。
とても良い話だ。でもラストまで辿り着くにはハードルが多過ぎる。ストレスなわけじゃないんだけど、やめるきっかけがいっぱいあるので、休み休み観た方が良いかもしれない。おとなしめモードの若山詩音は本当に花澤香菜そっくりだなーとか思いながら。あるいは、涙なめなめソングは劇中と劇外でえらく印象変わるなーとか思いながら。
特に惹かれない設定で、ヤバめな妄想会話劇に引き気味な第一印象。歌を作ったあとはだんだん退屈になるし、変顔のキャラデザがちょっとキツいし、霧尾くんは好きになれそうもない奴だし、互いの秘密とやらも見えてきちゃったしで、どうしようかと思ってたら最終回はすごく良かった。これはびっくり。
とても良い話だ。でもラストまで辿り着くにはハードルが多過ぎる。ストレスなわけじゃないんだけど、やめるきっかけがいっぱいあるので、休み休み観た方が良いかもしれない。おとなしめモードの若山詩音は本当に花澤香菜そっくりだなーとか思いながら。あるいは、涙なめなめソングは劇中と劇外でえらく印象変わるなーとか思いながら。
kirio-fc.com/
終末のワルキューレ3 #11 ― 2026/06/30
神と人類が代表13番勝負でがつがつ闘うNetflixアニメ。単調な叩き合いをナレーションと実況で引き延ばす例のパターンで、だらだら続いていて、だらだら観ている。
第3期は、表情の作画がますます気持ち悪くなり、背景エピソードがますます薄っぺらくなり、ひたすら劣化の一途を辿っている模様。キャラデザも含めて、信仰したり尊敬したりしている人々からは激怒される内容だし、特殊能力を使ったり使わなかったりのご都合展開は、どちらが勝とうが驚きも納得もしない。まあ『キン肉マン』だと思えば、別にうるさく言うことないんだけどさ。
第3期は、表情の作画がますます気持ち悪くなり、背景エピソードがますます薄っぺらくなり、ひたすら劣化の一途を辿っている模様。キャラデザも含めて、信仰したり尊敬したりしている人々からは激怒される内容だし、特殊能力を使ったり使わなかったりのご都合展開は、どちらが勝とうが驚きも納得もしない。まあ『キン肉マン』だと思えば、別にうるさく言うことないんだけどさ。
ragnarok-official.com/
スノウボールアース #13 ― 2026/06/29
凍結した地球を舞台に、コミュ障な主人公がロボットで怪獣と戦いながら、だんだん馴染んでいく話。「SF・怪獣・ロボット」を謳い、監督は『サガ』境宗久で、庵野秀明が認めたという噂もあり、えらく期待が高まってた作品。なんだけどな。
庵野秀明から『トップ』を連想するような作りになっていることで、逆に「見劣りする」という印象を強く受けてしまうのが、かなり致命的だ。SFとしてのワクワク感、怪獣ものとしての迫力、ロボットものとしてのカッコ良さ、すべてが足りていない。大真面目な展開の中に小ネタやボケがふんだんに盛り込まれているのも『トップ』ぽいけど、これがまたどうにもスベっていて悲しい。総じて、やりたい方向は良いのに上手くできてない、という感じ。
怪獣と戦う王道アクションかと思ったら、敵はイカれた人間で、そいつの過去話を延々と聞かされる。ロボットはゆで玉子に赤フンドシで、人間たちはイカニモなCG人形の動き。せめてキャラが良ければなと思ったら、またかよコミュ障で、もう見飽きた感のある面倒臭さ。主人公や怪獣使いの子供たちのCVが頼りなくて、ベテラン勢とのギャップが違和感を生んでいるし、ひと声でそれと判ってしまう素人に泣く演技をさせちゃダメだと思う。『トップ』と比べないにしても、なんか寄せ集めて失敗したような残念さが全体に漂っているのだ。
やっぱり衣川里佳はすごく良い。第2期決定で、まだ面白くなる可能性がありそうな気はする。
庵野秀明から『トップ』を連想するような作りになっていることで、逆に「見劣りする」という印象を強く受けてしまうのが、かなり致命的だ。SFとしてのワクワク感、怪獣ものとしての迫力、ロボットものとしてのカッコ良さ、すべてが足りていない。大真面目な展開の中に小ネタやボケがふんだんに盛り込まれているのも『トップ』ぽいけど、これがまたどうにもスベっていて悲しい。総じて、やりたい方向は良いのに上手くできてない、という感じ。
怪獣と戦う王道アクションかと思ったら、敵はイカれた人間で、そいつの過去話を延々と聞かされる。ロボットはゆで玉子に赤フンドシで、人間たちはイカニモなCG人形の動き。せめてキャラが良ければなと思ったら、またかよコミュ障で、もう見飽きた感のある面倒臭さ。主人公や怪獣使いの子供たちのCVが頼りなくて、ベテラン勢とのギャップが違和感を生んでいるし、ひと声でそれと判ってしまう素人に泣く演技をさせちゃダメだと思う。『トップ』と比べないにしても、なんか寄せ集めて失敗したような残念さが全体に漂っているのだ。
やっぱり衣川里佳はすごく良い。第2期決定で、まだ面白くなる可能性がありそうな気はする。
snowballearth.net/

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