スノウボールアース #132026/06/29

凍結した地球を舞台に、コミュ障な主人公がロボットで怪獣と戦いながら、だんだん馴染んでいく話。「SF・怪獣・ロボット」を謳い、監督は『サガ』境宗久で、庵野秀明が認めたという噂もあり、えらく期待が高まってた作品。なんだけどな。

庵野秀明から『トップ』を連想するような作りになっていることで、逆に「見劣りする」という印象を強く受けてしまうのが、かなり致命的だ。SFとしてのワクワク感、怪獣ものとしての迫力、ロボットものとしてのカッコ良さ、すべてが足りていない。大真面目な展開の中に小ネタやボケがふんだんに盛り込まれているのも『トップ』ぽいけど、これがまたどうにもスベっていて悲しい。総じて、やりたい方向は良いのに上手くできてない、という感じ。
怪獣と戦う王道アクションかと思ったら、敵はイカれた人間で、そいつの過去話を延々と聞かされる。ロボットはゆで玉子に赤フンドシで、人間たちはイカニモなCG人形の動き。せめてキャラが良ければなと思ったら、またかよコミュ障で、もう見飽きた感のある面倒臭さ。主人公や怪獣使いの子供たちのCVが頼りなくて、ベテラン勢とのギャップが違和感を生んでいるし、ひと声でそれと判ってしまう素人に泣く演技をさせちゃダメだと思う。『トップ』と比べないにしても、なんか寄せ集めて失敗したような残念さが全体に漂っているのだ。

やっぱり衣川里佳はすごく良い。第2期決定で、まだ面白くなる可能性がありそうな気はする。

snowballearth.net/

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://spin.asablo.jp/blog/2026/06/29/9862627/tb