魔王の娘は優しすぎる!! #032026/02/14

魔王の娘が魔族にしては優しすぎるので何とかしようとするんだけど結局みんな癒やされるという話。全編が幼女モードの久野美咲で、久野美咲好きにはたまらなく幸せな作品。と言いたいところだが、あまりにも「可愛さ」を押し付けてくる作りなのが逆にマイナスな印象だ。

難しいもので「ほら可愛いでしょ可愛いでしょ」と過剰演出されると、どうにもウザくて仕方ない。単調な内容を延々と喋りっぱなしなので、せっかくの久野美咲の演技力も活かされていないし、毎回挿まれるいかにもあざとい童謡は、もはや甘ったるくて気持ち悪いとさえ感じてしまう。そもそも作画レベルのせいか、原作漫画に比べてドゥのキャラデザが可愛くないしな。
甘い菓子は苦みのある紅茶と合わせるから美味いのであって、そういうバランス感覚が欠けているのだろう。例えば、魔王が見た目だけでももっと怖そうだったらまた違ったかもしれない。親バカな魔王に対して側近ジャヒーを冷静な毒舌ツッコミ役にでも振れば、解りやすくなったかもしれない。普段のドゥを笑いっぱなしではなく「あどけない無表情」に描いておけば、もっと笑顔が際立ったかもしれない。

千葉繁が例のテンションでナレーションとか、ジャヒーが「恐ろしい子」で白目とか、個人的にいろいろと「違う感」が強くて、久野美咲好きとしてはかえって不満が募る作品になった。それとも毒されてて素直に観れないだけなんかな?

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