かぐや様は告らせたい 大人への階段2026/01/14

昔のアルバムを見ながら思い出すという形式で、四宮と会長のその後のいちゃいちゃエピソード。そんで、朝チュン。

意地っ張りの恋愛ベタという心情を丁寧に描いたことで、記号的なツンデレとは明確に異なり、デレてからもとにかくかぐやちゃんが可愛い。藤原書記や石上会計の出番が少なくて淋しかったけど、白銀ファミリーが大いに笑わせてくれて、久しぶりの『かぐや様』はとても楽しかった。
ただ、修学旅行などの重要イベントが飛ばされているため、かぐやが留学しない/早坂が辞めてる/伊井野が骨折してるといった意味不明な状況は、原作を読んでない身としては置いてかれたかのようなモヤモヤが残った。

新作の完結編は書き下ろしだそうで期待大だけど、飛ばしたエピソードもぜひどこかでアニメ化して欲しいものだ。

kaguya.love/

矢野くんの普通の日々 #062026/01/18

いつも怪我をしている不運な男子と、それが気になる心配性な委員長女子の、ゆったりほのぼの高校生ラブコメ。純朴で初々しい二人をほほえましく見守るのがなんとも心地良い作品だ。

無理にイマドキなノリにせず、奇をてらわない「フツー」な日常が良い。 極端なヤンキーもギャルも居ない、カーストもイジメも無い「フツー」な教室が良い。アニメ的な美少女もイケメンも出てこない、あっさりで可愛い「フツー」な絵柄が良い。話題性には乏しくても、こういう観ていて気持ちの良い作品は大事にしたいと思う。
適度にやきもきさせつつ、すんなり両想いというフツーの展開も、これはこれでまた良い感じ。

ヒロインの両脇を固めるクラスメイトが、なぜか種﨑敦美と高橋李依。フツーな委員長が、フリーレンにツッコまれてエミリアにハヤされる姿は、あんまりフツーではない。

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超次元英雄譚 PROJECT R.E.D. その32026/01/19

放送開始を前に新『ギャバン』キャストや予告動画が公開された。

分かってたことだけど、いかにもな若手俳優のお披露目会で、旧『ギャバン』のような「男クサさ」や「渋い感じ」は全く無し。女性キャストがみんな派手めで、清楚系が見当たらないのはちょっと淋しい。有名声優がいっぱい出るのもお約束で、『キュウレンジャー』や『ゼンカイジャー』みたいなメインのヒーロー役ではないけれど、奇声を発する名人の川澄綾子がアイテム役なのは、なかなかに楽しみだ。
主題歌がMay'nというのは嬉しいけど、ダンスナンバーらしい。この辺りもニチアサか。

とってもギャバいですよ? うーん。

その2
www.tv-asahi.co.jp/RED/gavaninf/

薫る花は凛と咲く #112026/01/20

リアル青春恋愛ものは、背中がむずむずするので観るのに時間がかかる。バカ男子校の男子と名門女子校の女子がまっすぐに恋愛する話で、トラブルやらハードルやらはあまり無く、ほんわかした雰囲気をただ楽しむ作品。

まっすぐな性格のまっすぐな行動というものを素直に暖かい目で見られれば面白いだろう。淡々と二人が近づく流れにキュンとくるのが、世間的にはおそらく正しいのだろう。バカ男子校の仲間がイイ奴らばかりだとか、底辺校と名門校で勉強会するだとか、個人的には現実味の無さが気になってしまって、残念ながら感情移入できなかった。
制作がCloverWorksで作画がやたら美しく、登場人物がほぼみんな善良で、ケーキ作るとかイイ話だったし、観ていてストレスが無いのは良いところだ。どちらかというと、薫子よりも昴の方が心情変化としては好きだったかな。

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TRIGUN STARGAZE #022026/01/22

別に原作至上主義なわけではない。ただ、過去の作品の名前を使って、過去の作品の人気を踏み台にして、好き勝手に承認欲求を満たしたり自らが何かを創り出したかのような気分になったりする連中が好きになれないだけだ。

原作『TRIGUN』の大きな魅力である「西部劇」感、もっと言えば「おバカなガンアクション」感は、今回のアニメには全く無い。おキレイなCG世界には、埃っぽさもツギハギもゴミ溜めも無く、驚いたことにダイナーではバナナサンデーが出てくる。ヴァッシュは人間臭くも涙もろくもなく、だからあの闇の中から絞り出すような重くて軽い笑みが無い。ガン・ホー・ガンズは異能と異形と異質だけで構築され、だからあの最も深いところに共通していたどろどろの狂気が無い。本編はシリアス一辺倒に振っているのに、OPにアレをもってくるセンスもちょっと理解しがたい。

原作漫画を読むべきだと思う。例えば、エリクスのエピソードや受信で歓喜のシーンなんかは漫画の方が格段に良い。ヴァッシュやウルフウッドのカッコ良さは、その生き様であり、CG人形劇では伝わってこない。あるいは、1998年のマッドハウス版アニメを観るべきだと思う。いろいろ漫画とは違うけど、確かなリスペクトによって漫画と同質の面白さが感じられるし、斬新でクールなOP「H.T.」や名曲「Sound Life」もある。

新作アニメの魅力は「美麗で緻密なCG世界」や「迫力あるアクション」なんだそうな。だったら作品は何でもいいはずだ。他所でやって欲しい。

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父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。 #122026/01/24

父は元英雄だけど親バカなだけ。母は精霊王だけど見ているだけ。娘の私は転生者で何でも生成できるけどチート過ぎるのであんまり使わない。可愛さが売りの作品だけど賢さを前面に出して話が進む。

目新しく見せるためだけに無駄に設定を盛る、イカニモな異世界ラノベ。主人公の家族は幸せいっぱいだが、それ以外は王家も領民も親族すらも幸せになってない。それだけ盛り盛りチート家族なら、別にもっと上手くやる方法があったんじゃないの?と、俺TUEEEとはまた違った意味でモヤモヤするという点では珍しい作品だ。

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呪術廻戦 #502026/01/25

渋谷事変で五条先生が不在になってから、ひたすらバトルであんまり面白くなくなった。と思ってたら、なぜかゲームが始まるらしい。

魔法や異能の作品で「ルール」を明示する場合、ご都合主義を排しつつルールの穴を突くなどの知的な面白さを生む効果が期待される。しかし今作の「ルール」は、むしろ「今後のややこしい展開をあらかじめ整理するための指針」のようだ。戦略的な意味はあるにしても、おそらくとても解りにくくなるのだろう。
それはもう、こうまで露骨に「説明」で丸々1話を費やすのだから、アニメ作中なのに現状と今後をフローチャートで示すのだから、公式サイトに解説動画まで置くのだから、よほどぐちゃぐちゃに解りにくくなるのだろう。

それでも榊原良子に説明されると、なんだか理解できた気になるから不思議。

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MFゴースト #282026/01/27

負傷した主人公がピンチ!と盛り上げておいて、なぜか痛みが消えましたという意味不明な展開。レースの方は抜きつ抜かれつのバトルがすごく面白かったのに、相変わらず人間エピソードは残念な作品だ。ファーストキスのくだりはちょっと良かったけど。

レース中にちょいちょい挿まれる畠中祐がどうにも邪魔に感じる。花澤香菜や平野綾など舞台経験者が過剰演技になりがちなのとは全く違い、彼の場合は明らかに技術の拙さをごまかすための過剰演技だ。しかも耳障りなので脇役でもストレスになる。
『うしとら』作り直して欲しいな。嫁さんの演技力は素晴らしいのにな。

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