自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。 #062026/05/16

乙女ゲーの悪役令嬢に転生してその役目を全うすべく破滅の道を爆走するポンコツヒロイン。そんな彼女の空回りを眺めて楽しんでたらいつの間にか惹かれてしまっていた王子様の話。

また粗製濫造の悪役令嬢ものかと思いきや、王子視点という切り口が予想以上に新鮮で、悪役になりきれない健気なバーティア様が可愛くて、なんだかとっても面白い。ゲームの正ヒロインが性格悪くて邪険にされるのもまた笑える。もう聞き飽きた「バカ王子」や「婚約破棄」といった悪役令嬢ものの不快な要素がまったく無くて、ちょっとアホっぽい悪役令嬢をみんなで愛でる、という和んだ雰囲気がすごく良い。

王子の少年時代の井上麻里奈は知性や冷徹というイメージでよく合っていたが、成長して小林裕介になるとただの腹黒な優男になってあまり知性を感じなくなった。抑えてはいるものの、腹黒になるとどうしてもスバルのウザさが見え隠れしてしまう印象だ。
あくまで個人的な好みなんだけど、男性声優の優男モード、特に「いつもは感情込めて派手に叫んでる声優がちょい高めのトーンで抑えて喋る優男」モードは、どうも生理的に受け付けない。小林裕介だと『現実主義』ソーマがギリで『ようこそエルフさん』カズヒホはムリ。声は同じでもキャラによるのかも。一番苦手なのは松岡禎丞で、『転スラ』マサユキはまだしも『異世レベ』優夜とかは我慢できなくてまともに観られない。今期だと『とんがり帽子のアトリエ』の花江夏樹もなかなかにキツい。松岡禎丞はやっぱり『食戟の』ソーマみたいなダミ声べらんめえ口調が良いし、花江夏樹はまた小戸川みたいなヒネ役を演って欲しいと思う。逆に聴いていて安心する優男モードでは、石田彰や神谷浩史はもちろん鉄板だけど、最近だと『サイレント・ウィッチ』殿下の坂田将吾が良かった。

相変わらず富田美憂は一本調子なのに、意外と合ってて良いというケースが多い。分かりやすいキャラが多いってことなんだろうか。

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