超次元英雄譚 PROJECT R.E.D.2025/11/24

戦隊シリーズの終了と後継番組が正式に発表された。

新シリーズ第1作目は『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』だそうで、先行情報の通りメタルヒーローの復活となるようだ。個人的には『Infini-T Force』を思い出してしまうのであまり良い印象ではないネーミングだが、とりあえず新しいギャバンには、期待と妄想がいろいろ膨らんで楽しい。

気になるのは、新シリーズの説明が「メタルヒーローシリーズ」ではなく「赤いヒーローが活躍するシリーズ」となっている点だ。つまり、第2作目も宇宙刑事とは限らない。ロボコンかもしれないし、レッドマンかもしれない。アイアンキングかもしれないし、ファイヤーマンかもしれない。しれっと戦隊レッドを出してくるとか、深夜の『赤影』を持ってくる可能性も無いとは言えない。そういう面で新シリーズについても、期待と妄想がいろいろ膨らんで楽しい。

赤いギャバン? いや、それシャリバンだろ。と日本中が思ったはず。

戦隊シリーズ 終了 その2
www.tv-asahi.co.jp/RED/gavaninf/

仮面の忍者 赤影2025/11/20

60年前の人気特撮時代劇が令和の世に復活。と思いきや、時代劇コントかよ!というギャグテイストで、ちょっと肩すかし感を覚える。でも、これはこれで現代風としてはアリなのかもしれない。

ボケてコケるコント的な演出が、シリアス忍法アクションを上回っているけれど、そういう作品だと割り切ってしまえば特撮のアラが気にならなくなるから不思議だ。キャストがEXILE系で、TAKAHIRO信長もなかなかに笑えるが、ダンサーだからなのか赤影の刀を構えたポーズなんかはけっこう見栄えが良い。ただ白影だけは、=竹中半兵衛の設定にしろキャスティングにしろ、どうにも浮いていて残念なところ。
赤影と言えば七三分け、のイメージが刷り込まれている世代には違和感があるものの、もともとナンデモアリ時代劇だったし、こういう作品でニチアサに足りない何かが見つかれば良いなと思う。欲を言えば、忍者なのに青影も白影もみんな刀で戦ってて面白くない。あと「赤影参上」の台詞は、もうちょっとカッコ良く言って欲しいですね。

がってんがってんしょーち。

www.tv-asahi.co.jp/akakage/

戦隊シリーズ 終了 その22025/11/10

戦隊シリーズの終了はすでに確定扱いで、後番組にメタルヒーローの復活という話まで流れている。その一方で、件の彼女は飲酒を理由に「削除」されるに至った。

ニュースの中には、戦隊シリーズを「若手俳優の登竜門」のように説明するものもあって、まあその通りなんだけど、ちょっとモヤっとさせられる。結局のところ、特撮ヒーローがそういう存在としてしか生き残れていない現状に問題があるからだ。
言い方は悪いけど、彼女らにとって特撮は売名目的の踏み台であって、そもそもヒーローなんかに興味ないし、なんなら役者になりたいわけでもない。という感じに見える。そんな連中に「ヒーロー役としての自覚が足りない!」と言っても仕方ないわけで、むしろ藤岡弘、や宮内洋を讃えるべきなのだろう。

ギャバン系は、仮面ライダーとの棲み分けが難しそうだし、低予算だと悲しい出来になりそうだ。どうせニチアサなら、ロボコン系で良いんじゃないのかな。

その1
www.tv-asahi.co.jp/50ger/

戦隊シリーズ 終了2025/10/31

戦隊シリーズが終了するというニュースが流れている。

まだ公式発表ではないものの、ネットには終了を惜しむ声がたくさん上がっているようだ。オモチャが売れないという話が本当の理由なのか、例の不倫でスポンサーが怒ったのか、その辺りの事情は分からないが、まあ子供にウケてないのは確かなんだろう。

子供向けなのでマンネリが悪いとは思わないが、設定や展開がマンネリというよりは、色分けヒーロー・凝った怪人・巨大ロボット・オモチャのアイテムといった戦隊もののテンプレートによる「制約」が、仮面ライダーと比べて多すぎたのかもしれない。あるいは、若手のお披露目会に成り下がった結果、似たような俳優ばかりで個性がなくなり、キャラを活かしたエピソードやチームワークを発揮するエピソードといった戦隊ならではの作りができなかったのかもしれない。

ただ個人的には、実は残念だという気持ちはあまり持っていない。ビジネス面で難しいだろうけど、ターゲットを変えて、ニチアサの惰性を断ち切って、新しい形の特撮ヒーローが現われて欲しいものだ。それまでは、キャプターの再放送でもやってればいい。

ゴジュウジャー
www.super-sentai-friends.com/history/

東島丹三郎は仮面ライダーになりたい #022025/10/14

仮面ライダーに憧れる大人たちが仮面ライダーになりきってショッカーと戦う話。原作段階から石森プロと東映が協力しているため、元ネタの映像(をアニメにしたもの)や主題歌などがばんばん挿入される。回想に出てくる1号には藤岡弘、V3には宮内洋がゲスト出演し、第2話では堀江美都子まで聴けてしまった。さあ、果たして令和の若者はついてこれるのか? ユリコ先生の名字はなぜ岡田なのか?

昭和の子供たちが「仮面ライダーになりたい」と言っていた気持ちは、ライダーごっこをやることもない現代の子供たちとはやはり大きく違うのだと思う。その熱量の違いを理解できる世代にとっては、なんというか魂が揺さぶられるものがあるのだ。ニチアサのチャラいライダーに苛ついていた年寄りが観るぶんには、超面白い。でも、昭和ライダーに思い入れのないヒトが観てどうなのかは、知らん。

茅野愛衣のタックルがすごく良い。背負い投げでもタックルがやれば電波投げ。

tojima-rider.com/

仮面ライダーゼッツ2025/09/09

タスキ掛けのベルトが特徴的な、令和ライダー第7弾。
やけにマッチョでシンプルで、すっきりしたデザインなのは好印象。斜めのベルトだけが妙に浮いていてすごくダサいんだけど、これでベルトを腰に巻いたら、ハリウッド版か?って感じになってしまうのかもしれない。まあ、オモチャありきなので、ここからゴテゴテした強化パーツが付いていくんだろう。

変身後のバトルシーンは、ビームや炎ではなく肉弾戦を意識したCGで、すごく良かった。一方、変身前のドタバタ劇は、大人向けにはぼんやりしすぎで子供向けにはややこしすぎな設定だ。
いつも思うんだけど、戦隊ものも含めて最近のヒーローは、昔に比べて主人公が幼いというか、どうしてもガキに見えてしまう。だから「カッコいい」のではなく「カッコつけてる」という印象が拭えない。時代が全然違うけど、設定で言えば、今作の主人公は本郷猛や一文字隼人より年上なんだよね。笑える。

www.tv-asahi.co.jp/zeztz/

ゴジラ-1.02025/04/04

怪獣映画から人間ドラマを排したことで、『シン・ゴジラ』は目新しかったしとても面白かった。ただ、この方向性では続編が難しいだろう、かといって別のゴジラは作りにくいだろう、とも思った。
だから、7年後に公開された本作には「あれ?早いな」「大丈夫かな」という先入観を持ってしまった。観る前からなんだかモヤモヤしていたのは、そういう理由だ。

十分に面白いし良い作品ではあるけど、なぜか戦後とか、やたら海上とか、『シン』から逃げている感がものすごい。戦後にしては満たされているし、特攻にしては緩いし、設定と展開や演出がかみ合っていないのも「逃げた」結果なんだろうと思う。アメリカ向けを意識してか、時代のしがらみか、あんな結末なのもまた違う意味で「逃げた」ように見える。
一方、ご自慢のVFXはといえば、アカデミー賞の視覚効果賞で話題になったが、そんなに良かったか?というのが正直なところだ。実写に乗せたCGは美しいけど、特撮に必要な臨場感が無い。

結局、誰もやりたがらない『シン』後ををやったから皆で褒めてあげましょう、そういう高評価な気がする。とにかくこれでめでたく続編が作れるわけで、実際に作るみたいだし。よかったね。

godzilla-movie2023.toho.co.jp/

ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー2025/02/20

50周年だからゴジュウなんだそうな。
ローマ字が「GOJU」ではなく「GOZYU」だったり、負け犬を連想させる「遠吠え」を名前にしたり、総じてネーミングがいまいち。指輪のオモチャ感とレッドの棒読みが気になるけど、それも含めて出来としては「いつもの」というところ。

マンネリが許されるのは、ターゲットの子供が代替わりするからだ。歴代レッドを出すことで新しいターゲット層が特段喜ぶはずもなく、かと言ってマニアにうれしい出し方でもない。ネタ切れなんだろうけど、下策だと思う。素直に「二代目ゴレンジャー」とかやれば良いのに。

www.tv-asahi.co.jp/50ger/