沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる #04 ― 2025/03/07
よつばと! 16巻 ― 2025/03/08
とっても久しぶりの最新刊。
いつも通りの安心感。そして、最後に、まさかのあの娘が登場!
新しいこともすごいことも起こるわけではない日常が、子供であるよつばにとっては、新しくてすごいことばかり起こる奇跡の世界。それを見守る大人たちが、日常の中に何かを感じ取って、さらにそれがなんとなく読者にも伝わってくる。この心地よさは何にも代え難い。読みましょう。
いつも通りの安心感。そして、最後に、まさかのあの娘が登場!
新しいこともすごいことも起こるわけではない日常が、子供であるよつばにとっては、新しくてすごいことばかり起こる奇跡の世界。それを見守る大人たちが、日常の中に何かを感じ取って、さらにそれがなんとなく読者にも伝わってくる。この心地よさは何にも代え難い。読みましょう。
x.com/428and_tweet
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか5 #13 ― 2025/03/13
第1期は良かった。英雄を夢見る少年が、憧れの女性と出会い仲間と出会い、成長していく。王道展開がキレイに描かれていて面白かった。
第2期は盛り上がらなかった。仲間たちが眷族(ファミリア)として結集する話だが、成長のない戦闘メインの描写がポイントをズラした印象だ。
第3期も盛り上がらなかった。異端児(ゼノス)たちと出会いダンジョンの謎に迫る、と思わせて何も明かされず、偽善は偽善のまま放置された。
第4期は酷かった。リューを救う話の内容は悪くないのに、やたら遅くて長くて薄くて、何度もしつこく聞かされる予知夢フレーズにただただ苛つかされた。
第5期は、シリーズとして重要なはずのフレイヤを救う話。なのに、謎のラブコメと意味不明の特訓が延々と続いてうんざりだった。やっと終わったと思ったら、アストレアをはじめ新情報をぎゅうぎゅう詰め込んで、今度は大急ぎで予定調和へと突き進む。いきなり打ち切りになったかのような混乱ぶりだ。
ストーリーは面白いと思う。だから、出来が悪いとか観ていて辛いと感じてしまうのは、原作小説をアニメシリーズ化するときの変換の問題だろう。特に第4期と第5期は、ストーリー進行とアニメ話数とのバランスが致命的に悪い。
残念なアニメ化ということになるのだろうか。それでもまあ、えらく儲かってるみたいだから良いのかもしんないけどさ。
第2期は盛り上がらなかった。仲間たちが眷族(ファミリア)として結集する話だが、成長のない戦闘メインの描写がポイントをズラした印象だ。
第3期も盛り上がらなかった。異端児(ゼノス)たちと出会いダンジョンの謎に迫る、と思わせて何も明かされず、偽善は偽善のまま放置された。
第4期は酷かった。リューを救う話の内容は悪くないのに、やたら遅くて長くて薄くて、何度もしつこく聞かされる予知夢フレーズにただただ苛つかされた。
第5期は、シリーズとして重要なはずのフレイヤを救う話。なのに、謎のラブコメと意味不明の特訓が延々と続いてうんざりだった。やっと終わったと思ったら、アストレアをはじめ新情報をぎゅうぎゅう詰め込んで、今度は大急ぎで予定調和へと突き進む。いきなり打ち切りになったかのような混乱ぶりだ。
ストーリーは面白いと思う。だから、出来が悪いとか観ていて辛いと感じてしまうのは、原作小説をアニメシリーズ化するときの変換の問題だろう。特に第4期と第5期は、ストーリー進行とアニメ話数とのバランスが致命的に悪い。
残念なアニメ化ということになるのだろうか。それでもまあ、えらく儲かってるみたいだから良いのかもしんないけどさ。
danmachi.com/
ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なので #04 ― 2025/03/21
ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います。
長ったらしいタイトルの異世界ものは、大抵の場合、タイトル以上の中身が無い。タイトルで表わされるのは最初の設定で、その後の展開は「何度も見たことのある同じようなやつ」でしかない、というのがパターンになっている。そして大抵の場合、タイトルで表わされる設定は、あっさりと流されて脇に追いやられる。
受付嬢がなんで書類仕事で残業するの?とか、最大ギルドでなんで一人で残業なの?とか、まあそういうのはともかくとして。
可愛い受付嬢が「正体を隠して」チート冒険者、というのがキモな設定なのだから、正体がバレそうになってヒヤヒヤドタバタしたり、正体を知らないイケメン冒険者とすれ違いラブコメしたり、そういう展開が正道だと思う。少なくとも半クールくらいはそういうのが観たかった。
あっという間に正体がバレて、あとはいつもの消化試合。せっかく面白そうな設定だったのに、高橋李依のドス声を聞きながらアリナの太ももを愛でるだけの作品になってしまった。それはそれで人気出るんだろうけれど。
長ったらしいタイトルの異世界ものは、大抵の場合、タイトル以上の中身が無い。タイトルで表わされるのは最初の設定で、その後の展開は「何度も見たことのある同じようなやつ」でしかない、というのがパターンになっている。そして大抵の場合、タイトルで表わされる設定は、あっさりと流されて脇に追いやられる。
受付嬢がなんで書類仕事で残業するの?とか、最大ギルドでなんで一人で残業なの?とか、まあそういうのはともかくとして。
可愛い受付嬢が「正体を隠して」チート冒険者、というのがキモな設定なのだから、正体がバレそうになってヒヤヒヤドタバタしたり、正体を知らないイケメン冒険者とすれ違いラブコメしたり、そういう展開が正道だと思う。少なくとも半クールくらいはそういうのが観たかった。
あっという間に正体がバレて、あとはいつもの消化試合。せっかく面白そうな設定だったのに、高橋李依のドス声を聞きながらアリナの太ももを愛でるだけの作品になってしまった。それはそれで人気出るんだろうけれど。
girumasu.com/
村井の恋 #12 ― 2025/03/22
原作に合わせたからか、そういう手法なのか、いわゆる動かないアニメで、作画も思いっきり歪んでいる。勢いまかせのギャグ漫画なので、結果的には正解だったと言えるが、それはあくまで成功したからだ。
成功を決定づけた功労者は、声優だろう。日笠陽子の緩急自在な演技が、崩しまくった画にぴたりとハマると、それが演出として機能する。たまにはこんなアニメもアリかなと思えたし、最終回では、意外にちゃんとした良い話じゃん、という気分にもなった。
それでもまあ、どうせ勢いまかせのギャグをやるなら、大地丙太郎みたいな演出の方が、個人的には好きだ。
成功を決定づけた功労者は、声優だろう。日笠陽子の緩急自在な演技が、崩しまくった画にぴたりとハマると、それが演出として機能する。たまにはこんなアニメもアリかなと思えたし、最終回では、意外にちゃんとした良い話じゃん、という気分にもなった。
それでもまあ、どうせ勢いまかせのギャグをやるなら、大地丙太郎みたいな演出の方が、個人的には好きだ。
murainokoi-anime.com/
悪役令嬢転生おじさん #05 ― 2025/03/23
50代のおじさんが乙女ゲーの悪役令嬢に転生、と聞いて、ちょっとキモい話かと思いきや。ゲーム世界で「令嬢として生きる」のではなく、あくまでゲームとして、おじさんな中身のまま「キャラを演じる」という、転生ものとしてはなかなか斬新な話。
人生経験を積んだおじさんな思考が、令嬢の高貴な言動に変換されることで、ゲームのフラグが変な方向に立っていく。おじさんであるという設定がちゃんとストーリーを展開させている、よく出来た作品だ。現実世界に残された妻と娘がゲーム画面でその様子を見ているというのも面白い。
そして、井上和彦がしっくりとおじさんなのが、ちょっと淋しい。
人生経験を積んだおじさんな思考が、令嬢の高貴な言動に変換されることで、ゲームのフラグが変な方向に立っていく。おじさんであるという設定がちゃんとストーリーを展開させている、よく出来た作品だ。現実世界に残された妻と娘がゲーム画面でその様子を見ているというのも面白い。
そして、井上和彦がしっくりとおじさんなのが、ちょっと淋しい。
tensei-ojisan.com/
ONE PIECE 111巻 ― 2025/03/24
エッグヘッドでの話が幕を閉じ、ついにエルバフに到達。
ウソップが「いつか行くぞ」と言ったのは、コミックスだと15巻。実に25年前のことだ。
いろいろ寄り道はあれど目的に向かって「進んでいる」感覚があることは、この作品の大きな魅力の一つだろう。長期連載ながら、だらだら続けているという印象がほとんど無く、だから楽しく読んでいられる。
ずっと前に「いつか行く」と言った場所へ、本当にたどり着いた。「いつかやる」「いつかなる」といった言葉にも、期待が膨らむ。
ウソップが「いつか行くぞ」と言ったのは、コミックスだと15巻。実に25年前のことだ。
いろいろ寄り道はあれど目的に向かって「進んでいる」感覚があることは、この作品の大きな魅力の一つだろう。長期連載ながら、だらだら続けているという印象がほとんど無く、だから楽しく読んでいられる。
ずっと前に「いつか行く」と言った場所へ、本当にたどり着いた。「いつかやる」「いつかなる」といった言葉にも、期待が膨らむ。
one-piece.com/comics/
最近のコメント