ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか5 #132025/03/13

第1期は良かった。英雄を夢見る少年が、憧れの女性と出会い仲間と出会い、成長していく。王道展開がキレイに描かれていて面白かった。
第2期は盛り上がらなかった。仲間たちが眷族(ファミリア)として結集する話だが、成長のない戦闘メインの描写がポイントをズラした印象だ。
第3期も盛り上がらなかった。異端児(ゼノス)たちと出会いダンジョンの謎に迫る、と思わせて何も明かされず、偽善は偽善のまま放置された。
第4期は酷かった。リューを救う話の内容は悪くないのに、やたら遅くて長くて薄くて、何度もしつこく聞かされる予知夢フレーズにただただ苛つかされた。

第5期は、シリーズとして重要なはずのフレイヤを救う話。なのに、謎のラブコメと意味不明の特訓が延々と続いてうんざりだった。やっと終わったと思ったら、アストレアをはじめ新情報をぎゅうぎゅう詰め込んで、今度は大急ぎで予定調和へと突き進む。いきなり打ち切りになったかのような混乱ぶりだ。

ストーリーは面白いと思う。だから、出来が悪いとか観ていて辛いと感じてしまうのは、原作小説をアニメシリーズ化するときの変換の問題だろう。特に第4期と第5期は、ストーリー進行とアニメ話数とのバランスが致命的に悪い。
残念なアニメ化ということになるのだろうか。それでもまあ、えらく儲かってるみたいだから良いのかもしんないけどさ。

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